くらやんのメモ帳 – ブログ –

加湿器の修理 満水なのに給水アラームが鳴ってしまう 三洋電機 CFK-VW03C

シーズンインに向けてフィルターを新調したというのに給水サインのアラームが鳴りっぱなしで消えない・・・。満水だというのに。

給水アラームはフロートの動きを感知して鳴らしています。写真のように水が入っていない状態だとフロートは下方に向いていますが水を入れるとフロートが浮きます。(磁石が付いている赤丸側が上方に浮きます)そうするとケースの裏側にあるリードスイッチというのが磁力を受けて離れていた接点がくっつき電気が流れます。逆に水が無くなりフロートが下がると磁力を受けなくなったリードスイッチの接点が離れ電気が流れなくなり給水アラームが鳴るという仕組みになっています。


リードスイッチの仕組みはStandex Electronicsのホームページをご覧下さい。


裏蓋を開けリードスイッチを見てみます。


赤丸内にリードスイッチが付いた基板が見えます。ネジ1本で留めてるだけなので取り外しは簡単。


なんと接点を覆っているガラス管が割れていました。ちなみにガラス管内にはガスが充填されていて劣化を防ぐ役目を果たしているのでガラス管が割れたからといってすぐにスイッチ機能が駄目になるということはありません。※通常の使用方法でガラス管が割れるということは考えずらいので、もしかしたら基板を外す時に自分で割ってしまったのかもしれません。


リードスイッチを入手するまでは常時通電させておいて給水アラーム機能を無効にしておきました。この加湿器は気化式で熱で蒸発させる加熱式ではないので水が空になっても火災の心配はありませんが、運転は停止しないのでファンは回り続けてしまいます。※あくまで自己責任。まねしないで下さい。


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