インターホン(ドアホン)の交換 パナソニック VL-SWD301KL
実家の両親が高齢になりインターホンが鳴っても2階に居たりするとすぐに出られず、また悪質な訪問販売や勧誘などの被害に遭わないようにということでワイヤレス子機とモニター付きのドアホンに交換しました。
※既設の配線にAC100Vが通電されている場合、「電気工事士」の資格がないと、電気工事はできません。
テレビドアホン VL-SWD301KL
ドアホン親機
- 外形寸法:高さ186×幅143×奥27.8mm(突起部除く)
- 質量:約485g
- 画面表示:3.5型TFT カラー液晶ディスプレイ
玄関子機
- 外形寸法:高さ131×幅99×奥行25mm
- 質量:約170g
ワイヤレス子機
- 外形寸法:高さ173×幅52×奥行30mm(突起部除く)
- 質量:約165g(電池パック含む)
- 画面表示:2.4型TFT カラー液晶ディスプレイ
- 使用可能距離:約100m/見通し距離
広角レンズ搭載により、ワイドな撮影画角を実現。ズーム&パン・チルト機能。録画機能。LEDライト(照明用ランプ)搭載。
作業を始める前に電気を止めます。右側の分岐回路の安全ブレーカーを切りインターホンに繋がっている回路を遮断します。どの安全ブレーカーがインターホンに繋がっているかわからなければ、順番に切ってみるか、左側にある主幹漏電遮断器のブレーカーを切ります。(家全体の電気が止まるので注意)
40年前の新築時はチャイムでした。写真左上のカバーがしてあるところにチャイムがあって、玄関のチャイムスイッチの配線と電源コードが来ていました。写真にもチャイムが付いていた跡が残ってますね。そしてチャイムからインターホンに交換した時に右下部にそれぞれのコードを延長しています。
今までのチャイムやインターホンはスイッチボックスに来ている電源コードに繋ぐ電源直結式でしたが、今回交換するドアホンはコンセントから電源を取る電源コード式です。なおスイッチカバーはマイナスドライバーでこじることで外すことができます。
※新しいインターホンを買う時の注意点
既存のチャイムやインターホンの電源が直結式かコンセントから電源を取る電源コード式かを確認しそれに合わせて購入します。写真のインターホンの電源コード(赤い矢印)は既設の配線(スイッチボックス)に繋がっているので直結式ということになります。写真赤丸はインターホンの配線で無極性です。
インターホンやドアホンは上方にずらすことで壁から外すことができます。今回は交換するので本体を引っ掛けるベース金具も外します。
新しいドアホン親機にインターホンのコードを付け替えます。コードを写真の赤線のように通し端子の中央部にあるボタンを押しながら挿し込みボタンから手を離します。なおVL-SWD301KLの場合は1番と2番に接続(無極性)。電源コードは近くのコンセントと繋ぎます。※本体の壁への固定は最後にやりました。
玄関子機の交換です。赤丸のネジを外します。
露出ケースのネジ2本を外しインターホンのコードも外します。
VL-SWD301KL玄関子機から露出ケースを外します。赤矢印の部分をめくるようにするとネジが見えます。
このネジを外すだけです。
露出ケース。
露出ケースを取り付け新しい玄関子機にインターホンコードを繋ぎます。(無極性)
玄関子機を固定します。
OKですね。
接続が完了したところで動作確認をします。
ドアホン親機の固定金具をネジ止めしてから本体を引っ掛けるようにして固定し完了。
※ワイヤレス子機は自動的にドアホン親機に無線で接続されるので特にやることはありません。