WebDAVで50MB以上のファイルをダウンロードするとファイルコピーでエラーになるときの対処方法

テレワークは以前からあった雇用形態ですが、新型コロナ以降、同義のリモートワークをされる方が増えています。さらにはレンタルサーバ会社がwebサーバとしてだけでなくWeb共有フォルダ(WebDAV機能)の提供をはじめています。そのためレンタルサーバーをクラウドストレージとして利用する方が増えてきたので「WebDAV」サービスを知っている方も多いかと思います。僕もレンタルサーバのhetemlのWebDAV機能を使い始めたのですが、ファイルサイズによってエラーが出るため、その対策をしたのでここに記録しておきます。

hetemlのWebDAVで50MBより大きいファイルをダウンロードしようとすると「予期しないエラーのため、ファイルをコピーできません。このエラーが再発する場合は、エラーコードを使用して、この問題についてのヘルプを検索してください。」「エラー 0x800700DF: ファイルサイズが許可された制限を超過しているため、保存出来ません。」とメッセージが出ることがあります。


これはWindowsのセキュリティで50MBに設定されているためなので変更をします。

画面左下のWindowsマークを右クリックして、ファイル名を指定して実行を開いて、名前に「regedit」と入力して「OK」をクリックします。


レジストリエディターが起動したら、下記レジストリ サブキーを見つけてクリックします。
「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\WebClient\Parameters」


「FileSizeLimitInBytes」を右クリックして「修正」をクリックすると現在の設定値が確認できるので、この数値を16進数の場合は「値のデータ」=「ffffffff」に変更し、10進数の場合は「値のデータ」=「4294967295」に変更します。(5GB(5000000000)と入力してもシステムの制限で「4294967295」(約4GB)と自動的に書き換わります。)

数値を設定したら「OK」をクリックしてレジストリエディターを終了させ、パソコン再起動することで設定が反映されます。
これで設定値までのダウンロードが可能となります。


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