狭い台所にパソナニック スリム型食洗器 NP-TSK1を設置しました。
卓上型食器洗い乾燥機「スリム食洗機」
品番: NP-TSK1
消費電力: 最大:1,165 W(50 Hz)/1,185 W(60 Hz)
外形寸法: (約)幅550×奥行290×高さ500 mm (ドア開放時高さ 612 mm)
製品質量: 約16kg
庫内容量: 約36L
標準容量: 食器点数24点/4人分
使用水量: 約8L(汚れレベル2)
色: -W(ホワイト)、-H(スチールグレー)
この狭い台所にパナソニックのスリム型食洗器 NP-TSK1を設置しました。設置にさいして吊り棚が邪魔なので取り外し、ついでにタイルやシンクを念入りに掃除しました。
作業中は水道を止めなくてはいけません。赤矢印の点検口の裏に水道と給湯のホースが来ているのでここで止水することも可能だけど、蛇口でそれぞれ水量が調整できるので元に戻す時にまた調整しなくてはいけません。
それが面倒なので今回は元栓で止水しました。赤丸のレバーでもいいし赤いハンドルで閉めてもいいと思います。なお作業中は水を出せないのでバスタブに水を溜めておいたほうがいいです。
ここから水栓を分岐する作業をします。この作業はメーカーや品番によってやり方が違うので業者さんに頼んだほうがいいかもしれません。うちの水栓は「タカギ JH1000」だと思う・・・。各メーカーで対応表があるので調べて間違いのないようにします。
タカギ 食器洗い乾燥機専用 分岐水栓対応一覧表
ナニワ製作所 分岐水栓 互換品 CB-STKA6
水が出ないことを確認して赤矢印の穴にマイナスドライバーを挿して蓋を開けます。
上から見るとネジが見えるのでこれを取ります。
取れたらレバーを上方に持ち上げて外します。
外れました。
水垢なのかキタナイ。金色のリングを外します。築20年以上だからか固着して中々緩みません。軽く叩いてみたりしてやっとのことで外すことができました。
ウェスで拭いたから多少はマシだけど外した時はかなり汚かったです。
モーターレンチ。カートリッジを外すのに必要です。築浅であればプライヤーレンチでも緩めるだろうけど、うちの場合はモーターレンチでがっちり挟んで力を掛けないと緩みませんでした。
がっちり固着していて緩めるのが大変でした。
カートリッジを抜き取ります。古ければこれを機会に交換したほうがいいかも。
タカギ 分岐水栓 JH9014。パナソニック 品番: CB-STKA6。
この向きにして。
下から同梱されている押し棒で中を押し出します。赤矢印のOリングが見えるくらいまで。
カートリッジを戻す前に水垢というか苔というか・・・とにかくブラシを使ってキレイにします。
見なければよかった気がする。このあと2個の窪みに分岐水栓の突起を嵌めます。
分岐水栓 JH9014を装着して。
中を押し棒で押し込んで嵌めます。この時に突起をさっきの窪みに嵌めます。詳しくは取扱説明書を見て下さい。
カートリッジを装着。カートリッジにも突起があるので窪みに嵌めて下さい。
カートリッジのカバーをモーターレンチを使って締めます。そして接続コックも装着。レバーは閉めるの位置にしておきます。僕はこの時点で元栓を開けて水漏れがないことを確認しました。カートリッジの上に出ている白くて四角い突起を倒すことで水を出すことが出来ます。
水栓レバーを装着。
完了です。
ここまで来ればあとは簡単。僕は川口工器の伸縮 食洗機ラックを購入。
サイズを間違えてしまったようで隙間が空いています。後日ステンレス板を敷いて対策しました。
食洗器は給水ホースと排水ホースをつなぐだけ。アースもしっかり繋いでおきましょう。
分岐コックの穴から白い部品が出ていますがこれは緊急止水弁というものなので外さないように。これは万が一ホースが外れてしまった時に水が溢れ出ないようにしてくれる部品です。
給水ホースは押し込むだけでは繋がりません。
写真のように手でツバの部分を持って後ろ側に引いて分岐コックに装着します。
レバーが閉めるの位置になっているのを確認します。
パコっと嵌めます。
ストッパーが分岐コックのツバに掛かっていればOK。
分岐コックのレバーを開きます。
排水ホースを吸盤で固定。
こんなに狭い台所にもなんとかパソナニック スリム型食洗器 NP-TSK1を設置することができました。水栓レバーの左右への開き方をうまく調整したのでレバーが食洗器の蓋にあたりません。とはいってもレバーを上げながら(水を出しながら)食洗器の蓋を開けることはレバーがあたるため出来ません。それにしても食洗器は便利。