オイルヒーターの分解清掃

電気代が高いと敬遠されがちなオイルヒーターですが、気密性が高い(隙間風が入ってこない)部屋で常時暖房を入れておくのであればそれほど電気代は掛かりません。ほんわかとした暖かさは一度経験したら止められませんね。でもすごく重いというのと清掃が大変というデメリットがあります。

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オイルヒーターの分解はそれほど難しくはありませんがオイルが入っているフィン(本品の場合はタンク?と言ったほうが言いかな)が重いので、傷をつけてしまったり合わせ部を曲げてしまったりしてしまいます。とりあえず分解したらパワーマジックリンで汚れ落とし。
汚れより手が届かなかった場所の埃取りがメインです。


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電装部も綺麗に埃を取ります。


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表側操作部。隙間は綿棒などを駆使して綺麗にします。


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問題はこれから。分解は簡単だけど組み戻しで苦労するんですよね。昔はマジックペンで記して組んだらシンナーで落としてみたいなことをやってましたが、最近はデジカメで分解前の写真を撮っておいてわかんなくなったら写真を見るようにしています。まずはオイルタンクの保護カバーを仮組みしオイルタンクを装着します。


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ネジの合わせ部は分解時に曲がってしまうことが多いです。でもペンチで簡単に修正できます。もし塗膜が割れて剥がれてしまった場合はタッチペンを塗って錆び止めしておいたほうがいいかと。


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写真のとおりネジ部の遊びは大きくとられています。手が届く段階では仮留めとし最後に本締めをしたほうがいいかと思います。


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背面のカバーを装着。微妙にずれてますね。ていうか穴にこれだけ遊びがあると組み付けが難しいです・・・。


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電装系で分解時に外すのはここだけですがちゃんと接続方法を記録して組み戻す時に間違えないようにしなければいけません。


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タイラップで固定。


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写真は上下反対です。中央に転倒感知センサーである振り子が付いていますね。


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四苦八苦しましたがなんとか組み戻し完了。電源コードをみたら2001年と記されていました。そんなに前から使ってたっけかな・・・。

MORITA
オイルヒーター MO-1202T
■消費電力:(50Hz/60Hz) 1200W 
■発熱部:(シーズヒーター) 500W・700W
■電源スイッチ:(3モード切換) 照光式シーソースイッチ
■温度調節: 可変式サーモスタット
■タイマー :12時間電動入タイマー
■安全装置 :固定式サーモスタット+転倒OFFスイッチ
■外形寸法:幅×高さ×奥行(cm) 61.0×69.0×24.8
■重量:16.5kg
■コード長:1.85m
■森田電工製


DIY 修理や自作をするための工具と知識


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